SeaGate Blog
本館 別館 ブログ
プロフィール
スポンサーサイト
SeaGateコレクション



アーカイブ
ブックマーク
検索


カウンター
合計: 1440634
本日: 229
昨日: 331
コントロールパネル
BROACHのアカウントをお持ちの場合、こちらからログインして下さい

RSS



Powered By
プロバイダーぷらら | Broach v1.3.2 (1522)

2011年の初日の出?

s-vvvv

喪中につき新年のご挨拶を控えさせていただきます。

旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。毎年恒例ではありますが ^^; Google Earthで富士山越しに見た、駿河湾から昇る2011年の初日の出です。(ちょっと曇ってますが...) いつか本物のこんな雄大な御来光を拝んでみたいものです。

今年が皆様にとって素晴らしい年でありますように。

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2010.12.31 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

伏見稲荷・伏見龍馬ツアー


>> より大きな地図で 伏見稲荷・伏見龍馬ツアー を表示

下の記事で、東京のお稲荷さんをボチボチ訪ね歩き始めましたと書きましたが、お稲荷さんのことを調べるなら、まずは全国の稲荷神社の総本社 伏見稲荷大社に参拝しておきたいというのと、NHKの大河ドラマ 竜馬伝の舞台ともなっている伏見の街を見に行きたいということで、家族で散策に行ってきました。いつものようにXmapXperiaのGPSログと写真をGoolgeマップに重ね合わせています。

s-DSC_0345 伏見稲荷大社 本殿

s-DSC_0350 伏見稲荷大社 拝殿

s-DSC_0352 伏見稲荷大社 本殿の狐

s-DSC_0366 千本鳥居

s-DSC_0371 千本鳥居

s-DSC_0403 雀の焼鳥(モザイクかけてます...)

稲荷大神御鎮座1300年の奉祝事業で、楼門などが修復工事のため見ることができなかったのですが、さすが全国6万社を超える稲荷神社の総本社だけあて、本殿も狐像も千本鳥居も立派の一言です。稲荷神社は鳥居の朱色のせいかなぜかテンションあがりますね。(^^ゞ お参りの帰りに、門前通りで名物の雀の焼鳥(串焼き)を頂きました。見た目はともかく、味はイマイチだったかなあ...

s-DSC_0413 薩摩島津伏見屋敷跡

s-DSC_0434 寺田屋

s-DSC_0449 十石舟

s-DSC_0452 月桂冠 伏見夢百衆

s-DSC_0465 月桂冠 大倉記念館

s-DSC_0470 十石舟 乗船場

s-DSC_0473 長建寺

伏見稲荷大社をお参りした後は、京阪 伏見稲荷駅から丹波橋駅へ移動。寺田屋騒動で襲撃され、傷を負った龍馬が運び込まれた薩摩島津伏見屋敷跡や寺田屋を見に行きました。薩摩藩島津伏見屋敷跡は石碑だけ、寺田屋も鳥羽伏見の戦で消失し、現在の建物はその後再建したものとされていますが、NHKの大河ドラマ 竜馬伝のおかげか大勢の観光客で賑わっていました。十石舟もモーターボートだし^^; 当時を偲ぶものがあまり残っていないのが残念です。

しかし、伏見は我が西宮と同じ酒どころ。街中に濠川がめぐり、濠川沿いには月桂冠などの酒造メーカーの工場や酒蔵が立ち並んでんでいてなかなか良い雰囲気。当日は少し暑かったので少しバテてしまいましたが、今度はゆっくり散策したいと思いました。

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2010.9.20 | コメント (0) | トラックバック (1) | リンク (0) | ▲TOP

勝手にアヒルちゃん連動企画

s-4961263333_b2c9a0b3b0

大阪の街をAR (Augmented Reality: 拡張現実)とアヒルちゃんで幸せ満杯にする楽しい企画「AR大阪」第2回実演が9月11日に大阪・道頓堀の戎橋周辺で開催されました。私もAR用のアヒルちゃんの3DモデルXperia用のARアプリなどを作成、提供していますが、今回は残念ながら参加することができなかったので、勝手に連動企画を立てて東京から飛び入り参加です。(^^ゞ

 バラバラ アヒルちゃん… (その2)

 アヒル DE ボウリング

アヒルちゃんの3Dモデルでちょっと遊んでみました。ARとは関係ないですが。(^^ゞ 最後に、聖地 大阪・八軒家浜にたたずむアヒルちゃん... AR技術で復活!?

s-20100906114149

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2010.9.11 | コメント (1) | トラックバック (3) | リンク (0) | ▲TOP

鞍馬・貴船ハイキング


>> より大きな地図で 鞍馬・貴船ハイキング を表示

毎日信じられないくらいの暑さが続いていますが、先日、家族で京都のパワースポット鞍馬寺・貴船に行ってきました。鞍馬寺、由岐神社、鞍馬山の山中を歩いて貴船、貴船神社にいたる定番のお参り & ハイキングコースですが、いつものようにXperiaのGPSログと写真をGoolgeマップに重ね合わせてみました。(^^ゞ

s-DSC_0243 叡山電鉄 出町柳駅

叡山電鉄 鞍馬駅

まずは叡山電鉄鞍馬線の鞍馬駅へ。学生時代は叡山電鉄沿線に下宿してたので、ちょっとノスタルジックな気分に (^^ゞ 鞍馬駅では、鞍馬山ゆかりの天狗がアチコチでお出迎え。当日の鞍馬山周辺は薄曇りだったせいもあってか、下界とは比べ物にならないくらいの涼しさでした。

鞍馬寺 仁王門

由岐神社 大杉

鞍馬寺 九十九折参道

s-DSC_0310 鞍馬寺 本殿金堂

本殿金堂は、宇宙エネルギーである尊天の働きを象徴する千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊を奉安する鞍馬山信仰の中心道場です。本殿金堂前の広々とした前庭の石畳は「金剛床(こんごうしょう)」と呼ばれ、鞍馬山最強のパワースポットとして大人気で、たくさんの人が行列をつくっていました。

鞍馬寺 木の根道

鞍馬寺 奥の院魔王殿

杉の木の根っこが地面を這いまわる木の根道を通って奥の院魔王殿へ。650万年前に金星から護法魔王尊が天下った場所とされ、この拝殿の奥に本殿があります。魔王殿という名前にも関わらず、この日は大勢の人がお弁当を広げていたりして、のんびりとした雰囲気でした。(^^ゞ

s-DSC_0345 鞍馬寺西門~貴船川

貴船神社 川床

貴船神社 参道

鞍馬寺西門を出て貴船川を渡ると道の両側には料理店・料理旅館、川床がずらーっと並び、貴船川からは心地よい涼風が吹いてきます。貴船神社にお参りして、水占みくじを引きました。川床で食事などしたいけれど、雰囲気はともかく子供が喜びそうなメニューではないので、またの機会に… (^^ゞ

最後に、叡山電鉄 貴船口駅のすぐ下を流れる貴船川のビデオを。川の水のミストとマイナスイオンが飛び交い、貴船自体下界より涼しいのに、川のそばではさらに5℃くらい低いのではないかと思われるほどでした。千年の都の天然のクーラー、本当に涼やかで心地よいものでした♪

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2010.7.25 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

梅田でARアヒルちゃん

下の記事などで、アヒルちゃんの3Dモデルなどを作っていろいろと遊んできましたが、これは、ゴリモンさんをはじめ多くの方々が参加されている、大阪の街をARとアヒルちゃんで幸せ満杯にする楽しい企画「AhiRu2010」というユルいお遊びプロジェクト(^^ゞ に向けて作成したものでした。

AhiRu2010」は、具体的にはAR (Augmented Reality: 拡張現実)技術を使用して、大阪の街のあちこちに巨大なアヒルちゃんを出現させようという試みですが、今回はその実証実験で、大阪・梅田に巨大アヒルちゃんを出現させるということで、私もわがアヒルちゃんのデビューを見てまいりました。

90cm角の巨大なパネル(ARマーカー)を掲げてJR大阪駅と阪急の間の横断歩道を行ったり来たり。それを歩道橋の上から@Mharuさん作成のARプログラムのインストールされたノートPCでのぞきます。すると、マーカー位置にアヒルちゃんの3Dモデルが合成され、まるで巨大なアヒルを担いだ怪しいおじさんがウロウロしているように見えます。(^^ゞ

本番はこれからで、今年は大阪のあちこちにアヒルちゃんを出現させていくとのこと。私は東京にいて皆さんとパソコンの画面をのぞける機会もなかなかありません。ですから、大阪にいなくてもXperiaの中でアヒルちゃんがぷかぷか?♪できるよう、自作のARアプリ「ARアヒルちゃん for Xperia」などで遊びたいと思います。

ARアヒルちゃん for Xperiaは、画面を保存する機能を付けて、あと、もうちょっとモデルデータの読み込みを早くしたいのですが、なかなか...(^^ゞ それはともかく、まだまだ、いろいろなアイディアが考えられそうですし、「AhiRu2010」の今後が楽しみですね♪

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2010.7.22 | コメント (0) | トラックバック (3) | リンク (0) | ▲TOP

ブラチン電

大阪に唯一残る路面電車、阪堺電気軌道の1日乗車券(600円)を利用した街歩きに行ってきました。天王寺~阿倍野~帝塚山~住吉界隈は、小中高校時代を過ごした勝手知ったる場所。ツアー自体はご一緒いただいたゴリモンさん新之介さんseemoさんのブログを見ていただくとして(^^ゞ、SeaGate的には地形的に面白かった場所を取り上げてみたいと思います。ちなみに、以前Google SketchUpで作ったチンチン電車の3Dモデルはこちら

いつものように、Google Earthデジタル標高地形図をオーバーレイしてみました。図中の上町台地西側沿いの低地を通る青い線が紀州街道(住吉街道)、上町台地の稜線部を通る赤い線が熊野街道で、それぞれ現在では阪堺電気軌道の阪堺線と上町線の路線と概ね一致しています。

わが母校でもある大阪府立住吉高校の北グラウンドのフェンス沿いに、4本の大きな松の木が植わっています。万葉集や古今和歌集に歌われ、江戸時代後期の住吉名勝図会にも描かれている「岸の姫松」の名残とも言われていますが、長らく手入れも行われずに荒れていたのを、住吉高校が学校運営費の一部を使用して世話をしていくことになり、その由来などを書いた木製の掲示板も立てられました。

寛政7年(1795)の住吉名勝図会(上)と安政年間(1854~60)の浪花百景 住吉岸姫松(下)に描かれた、紀州街道(住吉街道)から眺めた岸の姫松や帝塚山付近の風景です。海岸線が遠く西に後退し、住宅が密集している現代では「岸の姫松」を偲ばせるものはほとんどありませんが、昔は住吉大社からこの辺り一帯の海岸沿い、上町台地西縁の高台には、美しい松林が続いていました。

北畠顕家とその父の北畠親房を祀る阿部野神社の西参道です。高校時代には体育の時間などによくこの境内まで走らされました。(^^ゞ 上町台地の上から大阪湾を望み、建物が多数建ち並んだ現在でも美しい夕陽の沈む光景を見ることができます。標高差は10数メートル程度でしょうか? 上町台地とその西側の難波砂堆、紀州街道(住吉街道)との落差を体感できるスポットです。

平成23年の御鎮座1800年に合わせ、54年ぶりに全面的に架け替えられた住吉大社の反橋、通称太鼓橋です。古代の住吉大社は海に面していて、参道の先には「すみのえ」と呼ばれる美しい入り江が広がる南北に細長いラグーン(潟湖)を形成しており、反橋が架かっているこの池は古代のラグーンの名残とも言われています。

上のデジタル標高地形図を見ても、住吉大社の南側、細井川(細江川)の河口付近で上町台地が入り江状に浸食を受けている様子が伺えます。この辺りには仁徳天皇が開いたともいわれる日本最古の国際港であり、シルクロードの日本の玄関口でもあった住吉津がありました。

なんだか脳内度の高い記事(^^ゞになってしまいましたが、いにしえの上町台地西縁の複雑な地形と静かな海の織りなす美しい風景が浮かびましたでしょうか...

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2010.1.19 | コメント (1) | トラックバック (2) | リンク (0) | ▲TOP

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。今年は初日の出を見に行きたいと思っていたのですが、年末から風邪をひいてしまって見に行くことができなくなってしまいました。代わりに、昨年同様Google Earthで富士山越しに見た2010年の御来光を...(^^ゞ 今年もいろいろなことがあるんだろうなぁ...と思いつつ、よろしくお願いいたします。m(__)m

ところで、年も改まるということで、昨年末から手持ちのPCのWindows 7化を行っていました。東京でのメインマシンはSONYからあっさりと公式アップグレード対象から切り捨てられたので、安全を見て手順通りにリカバリー後にアップグレード、Bluetoothなど、使用していないため動作確認できていない機能もありますが、特に問題なく動作しています。

西宮のメインマシンはWindows 7へのアップグレード対象機種なので、既存のWindows Vista環境のまま、メーカーから送付されてきたWindows 7用デバイスドライバ類を加えて上書きアップグレード、こちらも今のところ特に問題なく動作しています。また、このPCはBIOSでIntel Virtualization Technology (VT)を有効にできるので、Windows 7 Ultimateにして、Windows XPモードのテストも行えるようにしました。

それなりに準備をしたので、特に問題なくアップグレードできて一安心。見た目や機能はVistaと大して変わりませんが、動作は多少キビキビしているようです。昨年末に箕面のIMAXシアターに見に行ったアバター(Avatar)がとても良かったので、Windows 7のテーマも当面Avatarにすることにしました。(^^ゞ

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2010.1.1 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

ロボット・ロボット・ロボット

12月16日~19日にパシフィコ横浜で開催されたSIGGRAPH Asia 2009にちょこっと行ってまいりましたが、経済産業省によるロボットゾーン「Advanced Robotics Lab」があったので、のぞいてきました。SIGGRAPHはロボットが主体と言うわけではないので、割とこじんまりとしたした展示でしたが、産業技術総合研究所の女性型ロボット「HRP-4C」やロボ・ガレージの「ROPID」など、初めて実機を見たものもあり、面白かったです。(一体何をしに行ってるんだか...(^^ゞ)

ロボ・ガレージの小型ヒューマノイドロボット「ROPID (ロピッド)」です。ロボットクリエーターの高橋智隆氏自身によるデモと解説も行なわれていました。走ったりジャンプしたり、この大きさゆえの運動性能の高さを見せつけてくれます。登録した言葉を認識することで対話による操作も可能で、高橋氏が「コミュニケーションもデザインの一種だと考えている」とおり、呼びかけた時や返事をするときのリアクションも非常によく出来ていますね。ちょっとプラレス3四郎思いだしました。(^^ゞ

産業技術総合研究所の女性型ヒューマノイドロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」です。関節位置や寸法は日本人の青年女性の平均値を参考に、動作はモーションキャプチャーで計測した人間のデータを元にしており、人間に近い外観と動作を行うことができるのが特徴です。デモでは残念ながら顔の表情の変化と上半身しか動かしてくれませんでしたが、ヤマハの音声合成技術「VOCALOID」との組み合わせにより、初音ミク風に「ワールドイズマイン」を歌ってくれました。

そう言えば、東京に来てからいろいろなロボットを見ました。家の近くの北の丸公園には科学技術館があって、4階のロボットファクトリーではHRP-4Cの前身のHRP-1、HRP-2や未夢のシリコン製の顔を製作したココロアクトロイド(愛・地球博の案内ロボット)などが展示されています。また、お台場の日本科学未来館では、ASIMO(アシモ)がインタープリター(展示解説員)として毎日2回 実演を行っています。

そう言えば今年はこういうロボットたち(^^ゞにも出会いましたっけ。大きいのから小さいのまで、動くのから動かないのまでいろいろありましたが、ホントいろいろなものが見られて東京に来てよかったです。東京以外ではなかなかこうは行かないですから...それにしても、日本は本当にロボット大国であることを実感します。ただ、もっとバリエーションがあってもいいのではないかという気もしました。

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2009.12.20 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

熈代勝覧

2009年11月19日放送のブラタモリ「日本橋をブラタモリ」で、江戸時代の東京・日本橋の様子が「熈代勝覧(きだいしょうらん)」という絵巻で紹介されていました。「熈代勝覧」は、1999年にベルリン東洋美術館で発見された絵巻で、文化2年(1805年)頃の神田今川橋から日本橋までの日本橋通りの賑わいが描かれています。たまたま寄った本屋さんでこの「熈代勝覧」を解説した本「「熈代勝覧」の日本橋 活気にあふれた江戸の町」があったので、思わず買ってしまいました。(^^ゞ

縦43cm、全長1,230cmの絵巻には、およそ七町(760m)の日本橋通りにある問屋や店、屋号や商標が書かれた暖簾や看板、旗や高札、通りをかまびすしく行き交う1,671人の男と女と子供、犬20匹、馬13頭、牛4頭、猿1匹、鷹2羽、振売りの行商人、立売り、貸本屋、古着売り、回り髪結、金毘羅参り、勧進の一行、巡礼、虚無僧、辻駕籠、飛脚、花見の一行、登下城の武家の一行、雛市などの様子や当時の風俗が克明に描かれ、見飽きることがありません。

 三井越後屋

 日本橋と魚河岸

 十軒店の雛市

200年たった今も同じ場所に日本橋三越本店三井本館があり、今は高速度道路と堤防に囲まれて薄暗い場所になってしまった日本橋の魚河岸なんか、もう滅茶苦茶な人混みです。現代とは文化・風俗が違うので、解説なしでは何をしている場面なのかなかなか理解できませんが、江戸の町人文化が花開いた文化・文政期のエネルギッシュな江戸のようすが活き活きと伝わってきます。

熈代勝覧」とは、「熈(かがや)ける御代の勝(すぐ)れたる大江戸の景観」という意味のようですが、よくまぁ、このような絵巻がドイツで見つかってくれたものだと思うと同時に、この絵巻が、まさに江戸の人々が未来のわれわれへプレゼントしてくれた時間旅行であると思わずにはいられません。現代のわれわれは、未来の人たちに何を残せるでしょうか?

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2009.12.6 | コメント (2) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

京都プチ観光(秋編)

初夏に、家族で鹿苑寺・金閣、龍安寺、仁和寺辺りを散策してきましたが、今度は秋の東山、清水寺地主神社から三年坂(三寧坂)、二年坂(二寧坂)、ねねの道(高台寺道)から八坂神社辺りを散策してきました。紅葉にはまだ早く、半日ほどの散策で他にも行きたいところはたくさんあったのですが、それでももっとも京都らしい風情のある東山界隈を散策し、心身ともにリフレッシュしてきました。(^^ゞ

 

重要文化財の清水寺の三重塔は、昭和62年(1987)に解体修理され、総丹塗りと共に桃山様式を示す各重横木の極彩色文様が復元されました。当時、私は京都の大学に通っていたので、解体修理の現場を見学(写真右)しましたが、その頃から比べると少し色褪せてたようです。やがて本堂・舞台などと同様、古色に馴染んでいくのでしょうか?

  

数多くの観光客が散策する三年坂(写真左)、二年坂(写真中)から ねねの道(写真右)を経て八坂神社方面へ。ねねの道沿いにある高台寺は、学生時代に重要文化財の傘亭・時雨亭が特別拝観で公開された際、監視員(?)のアルバイトしたところ。その頃はまだ「ねねの道」などという俗称はなく、高台寺もあまり一般には公開されておらず、知る人ぞ知るひっそりとした場所だったように思います。近くには維新の道、坂本竜馬の墓などもあり、来年のNHKの大河ドラマ「竜馬伝」とあいまって、ますます観光客で賑わうことでしょう。

プチ観光の最後は八坂さんへお参り。祇園から河原町へ至る四条通は、学生時代の思い出がいっぱい詰まったところ。変ったもの、変わらないものいろいろあるけれど、京阪電車「四条駅」が「祇園四条駅」に改称していたとは知らなかった。ま、わかりやすいけど。(^^ゞ いずれにせよ、秋の京都は天気も良くて絶好の観光日和でした。京都には大学の4年間だけ住んでいたけれど、こうしてたまに観光客としてくるのもいいですね。

このエントリーをはてなブックマークに追加  Clip to Evernote  Spring it! 
SeaGate: 2009.11.9 | コメント (2) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP
inserted by FC2 system