App Inventor for Android
以前、App Inventor for Android β版の利用登録を行い、登録完了メールが来ていました。しかし、バタバタしていてしばらく放置していたのですが、ようやくインストールして触ってみることにしました。App Inventor for Android β版は、基本的プログラミング言語を習得していなくても、ブロックの配置でロジックを組んでアプリを製作できるいわゆるビジュアルプログラミング環境です。
PC側にJavaとApp Inventor Extras Softwareをインストールし、Androidデバイス側 (Xperia) をUSBデバッグモードにしてUSBケーブルでPCに接続します。App Inventor for Androidによるアプリ開発は、Web上で動作し、プロジェクトの管理とUIを作成する「App Inventor」とローカルPC上で起動する「Blocks Editor」を連携させて行います。なお、App Inventor Extras Softwareにはエミュレータも含まれるので、実機がなくても開発は可能です。
まずは、WebサイトのTutorialsにあるHelloPurr アプリを作成してみました。App Inventorで新規プロジェクトを作成し、左側のパレットからUI部品などのコンポーネントを配置してUIなどを作成していきます。
Blocks Editor側では、ブロックを組み合わせてアプリの動作を作成します。UI部品だけでなく、加速度センサーや電話をかけるなどの非UI部品を制御することもできます。PC側でUIやロジックなどを変更すると、即座に実機に反映されます。
少しわかりにくいですが、Xperiaで上記のHelloPurr アプリを実行した画面です。ボタンを押したり、猫の顔をなでたりXperiaを傾けると、猫の鳴き声が再生されます。汎用的な実用アプリを作成するのまだまだ難しい感じですが、簡単なゲームやワンタッチで特定の人に電話するなど、自分専用のパーソナルなアプリには使えそうな気がします。もう少し試してみたいですね。
伏見稲荷・伏見龍馬ツアー
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下の記事で、東京のお稲荷さんをボチボチ訪ね歩き始めましたと書きましたが、お稲荷さんのことを調べるなら、まずは全国の稲荷神社の総本社 伏見稲荷大社に参拝しておきたいというのと、NHKの大河ドラマ 竜馬伝の舞台ともなっている伏見の街を見に行きたいということで、家族で散策に行ってきました。いつものようにXmapでXperiaのGPSログと写真をGoolgeマップに重ね合わせています。
稲荷大神御鎮座1300年の奉祝事業で、楼門などが修復工事のため見ることができなかったのですが、さすが全国6万社を超える稲荷神社の総本社だけあて、本殿も狐像も千本鳥居も立派の一言です。稲荷神社は鳥居の朱色のせいかなぜかテンションあがりますね。(^^ゞ お参りの帰りに、門前通りで名物の雀の焼鳥(串焼き)を頂きました。見た目はともかく、味はイマイチだったかなあ...
月桂冠 伏見夢百衆
伏見稲荷大社をお参りした後は、京阪 伏見稲荷駅から丹波橋駅へ移動。寺田屋騒動で襲撃され、傷を負った龍馬が運び込まれた薩摩島津伏見屋敷跡や寺田屋を見に行きました。薩摩藩島津伏見屋敷跡は石碑だけ、寺田屋も鳥羽伏見の戦で消失し、現在の建物はその後再建したものとされていますが、NHKの大河ドラマ 竜馬伝のおかげか大勢の観光客で賑わっていました。十石舟もモーターボートだし^^; 当時を偲ぶものがあまり残っていないのが残念です。
しかし、伏見は我が西宮と同じ酒どころ。街中に濠川がめぐり、濠川沿いには月桂冠などの酒造メーカーの工場や酒蔵が立ち並んでんでいてなかなか良い雰囲気。当日は少し暑かったので少しバテてしまいましたが、今度はゆっくり散策したいと思いました。
東京のお稲荷さん
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少し涼しくなってきたので、東京に来てからずっと気になっていた稲荷神社をボチボチ訪ね歩き始めました。日本全国には6万社を超える稲荷神社があり、屋敷神として企業のビルの屋上や工場の敷地内などに祀られているものまで入れると数えきれないほどになるとされています。稲荷神社の総本山である伏見稲荷大社が京都市にあるのに対し、東日本でより多く信仰されるようになっており、江戸時代には、江戸に多い物として「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬のくそ」とまで言われるようになったように、東京には多数の稲荷神社が存在します。
東京の稲荷神社に関しては、学術的にも趣味的にも様々な方が様々な研究が行ってこられています。ですから、改めて何かを研究しようって言うのではなく、東京のお稲荷さんをお参りしつつ訪ね歩くと、目や耳や鼻、足の裏から伝わってくる何かを通して見えてくるものがあるのではないかと思ったり。そんなゆる~い感じで訪ね歩けたらなあと思っています。そんなわけで、今は千代田区中心。
とは言え、東京にある稲荷神社は、都市化にともない路地裏やビルの壁面、ビルの屋上にひっそりと設けられているものも多く、各種資料を元に場所の当たりをつけても現地に行くとなかなか見つけられなかったりします。それで事前にGoogleストリートビューで稲荷神社の姿を見つけてGoogleマイマップに転記しておき、現地ではXperiaのGPSとGoogleマイマップを利用して探せば迷うこともなくなります。(^^ゞ Androidスマートフォンの真骨頂ですね~
お稲荷さんを訪ね始めたもう一つのきっかけは、アースダイバーマップbisの第1回マッピングテーマが「稲荷」だったこともあります。私自身は中沢新一先生の アースダイバー は読んだことない(読むと大きな影響を受けそうなので、躊躇しています…^^;)のですが、到底自分一人では調べきれないであろう多数の稲荷神社が、東京の複雑な地形からどのような影響を受けて分布しているのか興味深く思ったからです。個人的にも同様の取り組みはいろいろやってきたのですが、自分が今まで知らなかったお稲荷さんをCGM的に共有できるのも面白いかなあと… ^^;
Layarで記念撮影
Layarは、AndroidやiPhoneなどのスマートフォンのカメラで表示された現実の風景の上に、さまざまな情報が重ね合わすことのできる、いわゆるAR (Augmented Reality: 拡張現実)サービスです。そのLayarのコンテンツに「Layarで記念撮影」というものがあり、PCで位置情報と一緒に投稿した画像や3Dモデルを、AndroidやiPhone用アプリで実際のその場所で表示したり、一緒に記念撮影したりすることができます。
これまで作成してきたXperia用のARアプリはいずれもあらかじめ指定したマーカーを認識し、そのマーカー位置に3Dモデルを表示するタイプのものでしたが、LayarではスマートフォンのGPSや電子コンパス機能を利用して、マーカーなしで指定した現実の位置で3Dモデルを表示するできるということで、試してみることにしました。
上は「Layerで記念撮影」の投稿画面で、すでに多数のご当地キャラの画像が登録されています。画像や3Dモデルの投稿方法やLayar用の3Dモデルの作成方法はこちらのホームページに詳しく書かれていますが、下のARガンダム for Xperiaでも使わせていただいた、Illsteir氏作のガンダム RX-78-2の3Dモデルを東京駅丸の内口、東京駅前と皇居をつなぐ行幸通りに置いてみました。
行幸通りの真ん中、東京駅を向いて立っています。
ガンダムの股の下をくぐることもできます(^^ゞ
LayarアプリをインストールしたXperiaで東京駅前をのぞいてみると、夜景の中にたたずむガンダムが! なかなかカッコいいです。(^^ゞ
ポリゴン数が多いとうまく表示できないようなので、事前にGoogle SketchUpでモデルの簡略化を行っています。Google SketchUp Proでエクスポートしたobj形式はあまりうまく読み込めないソフトが多いので、一旦、obj形式でエクスポートしたものをBlenderに読み込み、再度obj形式にエクスポートしてからLayar3Dオブジェクト変換ツールでl3d形式に変換しています。
このガンダムの3Dモデルの色はテクスチャ画像を貼らずにマテリアルの色で指定しているのですが、Xperiaでは上のように綺麗に表示されるのに、iPhoneでは明るすぎて色飛びしたような感じで表示されてしまいます。テクスチャ画像を貼ると多少マシになるようですが、マテリアルの設定に何か問題があるのかもしれません。しかし、僕はiPhone持ってないのでテストできませんが...
勝手にアヒルちゃん連動企画
大阪の街をAR (Augmented Reality: 拡張現実)とアヒルちゃんで幸せ満杯にする楽しい企画「AR大阪」第2回実演が9月11日に大阪・道頓堀の戎橋周辺で開催されました。私もAR用のアヒルちゃんの3Dモデル、Xperia用のARアプリなどを作成、提供していますが、今回は残念ながら参加することができなかったので、勝手に連動企画を立てて東京から飛び入り参加です。(^^ゞ
バラバラ アヒルちゃん… (その2)
アヒル DE ボウリング
アヒルちゃんの3Dモデルでちょっと遊んでみました。ARとは関係ないですが。(^^ゞ 最後に、聖地 大阪・八軒家浜にたたずむアヒルちゃん... AR技術で復活!?