oenkdtxc6@13/08/09
09/03/06 from 
2006年だけどAutoCAD 2007
AutoCAD 2007が発表されるようですね。今回は3D機能の大幅な強化が目玉で、従来の作図・製図機能に加えて、3Dモデルによるコンセプチュアルデザインの検討とそのビジュアル化、プレゼンテーションに重点が置かれるようです。将来の64bit化、Windows Vista対応に備えた内部的な変更もあるようです。
3D機能ではInventorの3Dエンジンを搭載し、Revitのマスモデリングのようにインタラクティブに3Dモデルを作成・編集したり、作成した3Dモデルを切断して断面図や側面図などを作成することができるようです。また、Mental Rayによるフォトリアリスティックなレンダリングだけではなく、スケッチ風の表現も可能になるなど、3Dモデルの表現手法にも幅が出そうです。
その他の細かい機能としては、内部ユニコード化によるマルチランゲージ対応で、画層名に日本語・英語・中国語を混在させたりすることができる、従来Express Toolsに搭載の機能の一部がAutoCAD本体に取り込まれる、R14形式のR14形式のDWGファイル出力やPDFファイルの出力がサポートされる、などがあります。また、LTでは上記に加えてダイナミックブロックの作成もサポートされるなど、レギュラー版との差別化は3D機能とカスタマイズ機能の有無に明確化される模様です。
で、AutoCAD 2007なんですけど...
VBASTMTコマンド
最近まともにAutoCADを使ってないので何なんですが、AutoCADにVBASTMTコマンドっていうのがあります。
VBASTMTはAutoCADコマンドプロンプトでVBA文を実行するコマンドで、VBAのキーワード、演算子、変数、定数、式などを記述して実行することができます。マルチステートメント(:)を使用して1行に複数の文を含めることができますが、通常は1行に1つのVBA文を入力します。
どんな風に使うかというと...
DXFハンドブック
またまたDXFファイルの話です。下の記事で「新・DXFリファレンス・ガイド-AutoCAD Release14対応」(日経BP社)に触れていますが、落合さんの本と言えば「DXFハンドブック」(オーム社)を忘れておりました。
「新・DXFリファレンス・ガイド」も持っていますが、いつも参考にしているのはこちらの本です。少しお高いですが(^^ゞAutoCAD 2000形式までのDXFファイルについて解説されていて、質・量とも群を抜いています。DXFファイルを扱うなら必携です。こちらの本はまだ入手可能なようです。
DXFプログラミングガイド
今さらDXFファイルという気がしないでもありませんが、「DXFプログラミングガイド」(落合重紀著/日経BP社)という本を買いました。DXFファイルを読み込んで何らかの処理を行なうプログラムを作成する上で必要なDXFの知識とか、おおまかな処理の概要が特定のプログラミング言語に依存しないようフローチャート(風の図)で説明されていたりします。
業務上、ちょこちょこっとDXFファイルの読み書きをしたいことが時々あるのですが...
C#でAutoCADのカスタマイズをする日
少し古い話になるのですが、PDC05でAutoCADにVSTA(Visual Studio tools for Applications)を組み込んだプロトタイプのデモンストレーションが行われていたそうです。
AutoCADには現在VBA(Visual Basic for Applications)によるカスタマイズ環境などが提供されていますが、VSTAはOffice 2003から採用されたVSTO(Visual Studio Tools for Office)と同じ技術を基盤とする次世代のVBA環境(のようなもの)です。
VSTAではVisual Studio IDEを使用して、.NET FrameworkベースのC#やVisual Basic(.NET)といったプログラミング言語で組み込み元のアプリケーションをカスタマイズできようになります。
VSTAが組み込まれたAutoCADのプロトタイプの映像は以下...(映像開始後53分あたり)
AutoCAD 2006カスタマイズガイド
AutoCAD 2006カスタマイズガイドの.NET APIによるカスタマイズサンプルTRY9コマンドをVisual C# 2003でビルドできるようにコードを補完してみました。最初にテンプレートでクラスライブラリを選択し、AutoCAD 2006のACDBMGD.DLLおよびACMGD.DLLファイルに対する参照を追加しておきます。
ソースコード本体は以下のようになります...
AutoCADのバージョン
日本(?)で発売されたAutoCADのバージョン(製品名)です。たまに知りたくなる時があるので一応メモしておきます。(多少違っているかも知れませんが...ちなみに私が初めて触ったAutoCADはEX-II/GX-IIIでした。)
発売年とバージョン(製品名)は以下の通りです...
ダイナミックブロックコンテスト入賞
Autodesk社のAutoCAD 2006ダイナミックブロックコンテストでブロック部門のベストアクション賞を受賞しました。12月6日に晴海のトリトンスクエアで表彰式があって、賞品はEIZO(ナナオ)の21インチ液晶ディスプレィとCAD＆CGマガジンの1年間購読権でした。
EIZOのディスプレイ(FlexScan S2110W)は素晴らしいです。賞品をくれたナナオの方によろしくと言われたので、一応宣伝しておきます。(^^ゞ表彰式の模様などはCAD＆CGマガジン2006年2月号のニュースリリースに掲載されています。