Google Earth 3Dツアー
下の記事では、Live Search Maps (Virtual Earth)で東京の3Dツアーの動画を作成してみましたが、今度はGoogle Earthで大阪の3Dツアーの動画を作成してみました。もっとも、現状ではVirtual Earthでは大阪に建物が建っていないので、作ろうと思ったって無理ですが...
無料版のGoogle Earthには動画作成機能がないので、以前に書いた大阪の3D建物モデルネットワークリンクを再生したものをスクリーンキャプチャして動画にしています。そのため、VAIOくんではマシンパワーが追い付かず、少々コマ落ちしていたり、ツールチップが写りこんでいたりしますが、御愛嬌ということで。(^^ゞ
まぁ、いかにも素人くさい動画ではありますが、一昔前に普通のパソコンで一個人がこのようなCGムービーを作れるとは思いもよらなかったわけで、インフラが整うとはスゴイことだと思わずにはおられませんね。
大阪の3D建物モデルネットワークリンク
下で書いたように、ヴァーチャル大阪の中之島地区も一応完成したわけですが、今のところGoogle Earthの[建物の3D表示]レイヤをオンにしても、すべての3D建物モデルが表示されるわけではありません。そのため、Google 3Dギャラリーにある大阪の3D建物モデルのうち、現状Google Earthに表示されていないものを表示するためのネットワークリンクを作成しました。
私が作成した3D建物以外にも、たろさん作の大阪東京海上日動ビル、Warning nightさん作のツイン21、Strange Fruitsさん作の堺市庁舎、住友生命堺東ビルなど、すばらしい3D建物モデルも含まれていますので、是非Google Earthで下のosaka.kmlネットワークリンクを開いて見てみてください。個人的には一時期堺市民だったこともあるので、堺の建物はうれしいですね。(^^ゞ
>> osaka.kml
それからついでと言ってはなんですが、ヴァーチャル大阪の3D建物モデルのうち、OBPのクリスタルタワーをこのブログで紹介するのを忘れていました。他の3D建物モデルはすべてこのブログで記事にしているので、一応ここに書いておくことにします。(^^ゞ
>> Crystal Tower (クリスタルタワー)
大阪府立中之島図書館
作り置きしていたヴァーチャル大阪の3Dモデルもいよいよ最後となりまして、今回のお題は大阪府立中之島図書館です。
1904年に開館し、国の重要文化財にも指定されているこのネオ・バロック様式の図書館は、大阪市中央公会堂や日本銀行大阪支店とともに、大阪・中之島のシンボルとなる近代建築群の一つになっています。惜しむらくは向かいに建つ大阪市役所との間に引きがなく、立派な正面玄関が見通せないのと、東側に書庫などがてんでバラバラに増築されていてしまっていることでしょうか。
中之島には、これまで作成してきた3D建物モデル以外にも、まだまだ多くの建物が存在します。しかし、再開発などにともなって解体される予定のものも多く、取りあえずこれくらい建っていれば、中之島らしく見えるのではないかと...(^^ゞ ということで、ヴァーチャル大阪の中之島地区はこれで終わりにしたいと思います。
>> Osaka Prefectural Nakanoshima Library (大阪府立中之島図書館)
大阪市立東洋陶磁美術館
ヴァーチャル大阪の中之島地区の3D建物モデルもあとわずか、今回のお題は、中之島の東端にある大阪市立東洋陶磁美術館です。住友グループから大阪市に寄贈された世界的に有名な「安宅コレクション」や「李秉昌コレクション」など、高麗・李氏朝鮮時代の朝鮮陶磁、中国陶磁を中心に、国宝2件、重要文化財13件を含む約2000点が収蔵されているとのこと。
美術館自体は1~2回しか行ったことがないのですが、喫茶サロンにはたまに寄って休憩させてもらったりしました。鬱蒼とした木々(と猫ちゃんたち...(^^ゞ)に囲まれ、堂島川やバラの小径を眺めながらお茶などが飲めてなかなかよい雰囲気です。(もっとも今はあちこちで京阪中之島線の工事が行われていて落ち着きませんが。)
>> Museum of Oriental Ceramics, Osaka (大阪市立東洋陶磁美術館)
ダイビル新館
ヴァーチャル大阪から、今回のお題はダイビル新館です。近代建築の名建築である本館はともかく、中之島ダイビル・ウエストの建設が着工すれば解体される運命にあるので、作りかけのまま放置してありました。しかし、Google Earth 4.3で、中之島ダイビルの建設工事にともなって解体された旧関電ビルがなぜか建っているので、せっかくだからダイビル新館も建てておこうかと...(^^ゞ
>> Daibiru New Annex (ダイビル新館)
日本銀行大阪支店
下で書いたように、残りのヴァーチャル大阪の中之島地区の3D建物モデルをアップロードしていきたいと思います。で、今回のお題は中之島を代表する近代建築の一つ、日本銀行大阪支店ですが、Google Earth 4.3ですでにマップキューブの3D建物モデルが採用されていて、まさしくカビが生えてしまいましたね...それにしても中之島にあって敷地広いなぁ...
しかし、大阪の人間としては、Google Earth 4.3で表示される日本銀行大阪支店の建物はどうも色調や大きさが見た目の印象と合わないような気がします。私が作成した3Dモデルと簡略化の程度は似たようなものだと思うんですけど、何か全体に緑っぽいし、少し背が高いような気が...ま、Google Earth 4.3では建物モデルを個別に非表示にできるので、私的には中之島付近を眺めるときは差し替えることにします。(^^ゞ
とは言え、やっぱりちょっと悔しいので、今回も画像いっぱい貼ります。(^^ゞ
>> Bank Of Japan Osaka Branch (日本銀行大阪支店)
リーガロイヤルホテル
下の住友病院でも背後にチラリと見えていますが、今回のお題はリーガロイヤルホテルです。国賓や皇室も利用する大阪を代表する高級ホテルで、隣にある大阪国際会議場とも連絡通路で結ばれています。いろいろと建て替え計画なども取りざたされていますが、どうなっているんでしたっけ? (^^ゞ
ところで、Google Earthのリーガロイヤルホテルの建っている場所にはかなり起伏があり、(実際の敷地にも高低差はあるようですが、これほど極端ではないと思います...) 3Dモデルをどうしてもうまく地盤面上に配置できませんでした。そのため、高さ調整用に下駄をはかせざるを得ませんでしたが、単にGoogle SketchUpで見る場合は、下駄を削除してください。
増改築を繰り返してかなり複雑な構成になっているため、全体の形を把握するのに結構苦労したので、住友病院に引き続き思い入れたっぷりに画像を3枚掲載します。(^^ゞ
>> RIHGA Royal Hotel Osaka (リーガロイヤルホテル)
住友病院(薬局付き)
中之島6丁目も完成したので、中之島の残りの主要な建物を落ち穂拾いしていきます。で、今回のお題は、大阪国際会議場の南側にある住友病院です。病院建築は西梅田の健保連 大阪中央病院に次いで2つ目ですが、純白の半円形の病棟が印象的です。せっかくなので、エントランスわきの薬局もモデル化しています。(^^ゞ
あちこち探したのですが、参考になりそうな図面がほとんど見つからず、見かけによらずかなり苦労しました。よって、思い入れたっぷりに画像を3枚掲載させていただきます。(^^ゞ しかし、いくら立派できれいな病院でも、お世話にならないに越したことはないですね。
>> Sumitomo Hospital (住友病院)
フクエイ中之島
Google Earthの様子が何だかキナ臭い(^^ゞ ので、3D建物モデルの在庫処分を急がなくていはいけません。で、今回のお題はフクエイ中之島です。地上14階建てのマンションで、このマンションの周りにもいくつか中・低層の建物がありますが、一応中之島6丁目はこれで完了にしたいと思います。これまで作成してきた中之島6丁目の3D建物モデルをすべて並べると、下図のような感じになります。
ところで、ここのところ東京で住む家を探すため、よくマンションの広告を見ていたのですが、何かやたらと「住まう」っていう言葉が広告に出てきます。環境や立地の良い場所、高級感を演出したい時によく使われるようですが、こんなに使われるようになったのはいつの頃からでしょうか?
広辞苑によると「住まう」は「住む」の未然形に接尾語フの付いた語で、「住む」「住んでいる」「住み続ける」の意とあります。この「住み続ける」という意と、古語のような語感がある種の高級感を感じさせるのかもしれませんが、こんなに使われるとかえって胡散臭く感じられますね。(^^ゞ
>> Fukuei Nakanoshima (フクエイ中之島)
キヤノンビジネスサポート中之島ビル
今回のお題は、キヤノンビジネスサポート中之島ビルです。キヤノン製品の修理などを行っている大阪QRセンターのあるビルで、北側が駐車場になっているため、大阪国際会議場をあみだ池筋側に出るとよく見えます。ところで、有名な話ですが"Canon"の正式な日本語表記は「キヤノン」であり「キャノン」ではありません。ウィキペディアによると、社名にこのように促音を使用しない企業としては、「富士フイルム」「シヤチハタ」「キユーピー」などがあるとのこと...って、関係なかったですね。(^^ゞ
ところで、Google Earthで3Dギャラリーネットワークリンクを開くと、日本の各都市にこれまでにないくらい多数のアイコンが表示されているのに気がつきました。上の画像は大阪ですが、市内の主要なビルなどがある場所に、青い家の形のアイコンが表示されています。ただ、このアイコンをクリックしても、作成者Googleとなっているだけで何も表示されず、隠しアイテムのような状態になっているようです。これは近い将来Google Earthに大量の3D建物モデルが追加される前兆なのでしょうか? それとも単なるバグ? (^^ゞ