鎌倉散策
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ゴールデンウィークに入り、季節もよくなってきたので、鎌倉に散策に行ってきました。東京に来てまる3年経つのですが、鎌倉は20年以上前、学生時代に訪ねたきりなので、ほとんど初めていくようなものです。ですから、上の地図のように、鎌倉大仏-長谷寺-由比ヶ浜-若宮大路‐鶴岡八幡宮‐源頼朝の墓‐建長寺-円覚寺と、とりあえず鎌倉の有名どころを回る超初心者コースです。(^^ゞ
まずは江ノ電 鎌倉駅から長谷駅へ。連休とあって震災後ではありますがかなりの人です。住宅街の中をゴトゴト走り抜ける様子は大阪のチンチン電車にも通じるものがあって、郷愁を誘います。
鎌倉といえばやはり高徳院の鎌倉大仏(国宝銅像阿弥陀如来坐像)。20円出せば胎内に入れます。ちなみに、台座と大仏様の間にはステンレス板を敷いてあり、いわゆる免震構造になっているとか。
鎌倉の大仏さまの後は長谷寺へ。本尊の十一面観音は楠の一木造りで高さ9.18mあり、木造では日本一の大きさとも言われています。長谷寺の眺望散策路からは由比ヶ浜などが一望できます。
長谷寺から由比ヶ浜に出て、そのまま海岸伝いに若宮大路へ。一ノ鳥居、二ノ鳥居から段葛を経て三ノ鳥居へ。源頼朝のころの鎌倉はどんなだったろうかと想像を巡らしつつ、鶴岡八幡宮へ。
鶴岡八幡宮に到着しました。大石段脇には、昨年強風のために倒壊した、樹齢1千年余、高さ約30メートルの大銀杏の切り株と移植された幹が。どちらからも多数の若い芽が吹きつつありました。
鶴岡八幡宮から法華堂跡の源頼朝の墓へ。白旗神社脇にある階段を上った所にあり、現在のものは江戸時代に島津氏によって建てられたものだそうで、拍子抜けするほど質素な石塔でした。
鎌倉五山の第一位、建長寺へ。鎌倉幕府執権 北条時頼によって創建された禅宗寺院で、総門・三門・仏殿・法堂・方丈が一直線に並ぶ伽藍配置が創建当時の面影を忍ばせます。最後は鎌倉五山の第二位、円覚寺へ。円覚寺といえば、禅宗様建築の代表作として有名な国宝の舎利殿がありますが、年に2度しか公開されないため、残念ながら遠くからチラ見しかできませんでした。
久しぶりに行った鎌倉は、京都や奈良とはまた違った風情があって良かったです。三方を山に囲まれているせいか、町自体はこじんまりとしているのに土地に立体感があります。それから、海に向かって町の南側が開けているのが良いですね。陽当たりもよくて明るい気持ちにさせてくれます。自宅からそれほど時間がかからないとわかったので、今度は少しディープな鎌倉散策 (^^ゞ に挑戦してみたいと思います。
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