水都大阪2009
下で書いたように、シルバーウィーク(この言葉、まだ少し違和感ありますが...)の一日、家族で水都大阪2009に行ってきました。どうもあんまり宣伝にもお金をかけていないのか、知名度は今ひとつですが、川沿いの風や風景が心地良く、ぶらぶら見て回る分にはゆるーくていい感じです。言い方はなんですが、学園祭的なノリのものが多い感じ。(^^ゞ
水都大阪2009の協賛イベントなのに今回目立っているのは、何といっても八軒屋浜の船着き場付近に置かれた高さ9.5m、幅9.5m、長さ11mの子アヒルのオブジェです。オランダの若手アーティスト、F・ホフマンの作品「ラバーダック」は、日本オランダ年2008-2009の関連プロジェクトでもあります。そう言えば、取引先某オランダ企業から、日本オランダ年ということで、チューリップ形の時計のノベルティをもらいました。(^^ゞ
見慣れた都会の喧騒の中に何ともゆるーい巨大なアヒルちゃんがいるだけで、頭の中の瑣末な雑事は消え去り、確かに癒しの効果は絶大ですね。もっとも、OasisのRubberduckzilla(ラバーダックジラ)みたいになったら怖いですけど...(^^ゞ
中之島公園のバンブー・フォレスト 子供たちが遊べるイベントも結構あります。
ヤノベケンジ氏のアート作品 「ラッキー・ドラゴン」(上)と「ジャイアント・トらやん」(下)
安藤忠雄建築展2009で展示された巨大模型。八軒屋浜にはアヒルちゃんもいます。(^^ゞ
大阪は水の都とも言われ、確かに街の中に川や堀は多いのだけど、今まであまり水辺の景観に注意を払われてこなかったと思います。東京のような巨大な緑地や公園が少ない分、大阪はゴミゴミとした街という印象を持たれてきましたが、都市の中心部を川が流れ、中之島や大川などが織りなす水辺の景観は、東京や他の都市にはない魅力的なものだと思います。
イベント自体はゆるーくても、今まで見えていなかった水辺の景観を開放するだけで、都市の魅力がこれほどにも上がるものだということを、改めて認識させてくれる良いイベントでした。個人的には、川と川沿いの道路の間にあるビルは一掃し、街を歩いていても水と緑、川を渡る風などが感じられるようにすべきではないかと...そうすれば、大阪の街の印象はまるで違うものになると思いました。
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