Aqua Metropolis Osaka
[ Google Earth ]
下の記事で、川と川沿いの道路の間にあるビルを一掃し、水辺の景観を開放すれば大阪の街の印象はまるで違うものになるのではないかと書きました。で、早速、Google Earthで土佐堀川と堂島川の川岸にあるビルを非表示にして川沿いのビルがあるときとない時を見比べてみました。(勝手に非表示にしたビルの関係者の皆さん、スミマセン...)
Google Earthで中之島の遠景を見てみても、川沿いのビル一が皮あってもなくても大して変わらないようにも見えます。しかし、一番下の比較画像のように、北浜1丁目の交差点から中之島方面を眺めたアングルでは違いは歴然としていますね。
もちろん今でも難波橋までいけば北浜から中之島や梅田まで見渡すことはできますが、眺望を遮るビルがなくなれば、土佐堀通りからはずーっと水と緑と中之島公会堂のような歴史的建造物が、さらにその先には梅田の超高層ビルなどの景色が見えるようになります。そして、川筋を渡る風も今より爽やかに感じられるのではないでしょうか?
ヒートアイランド対策として日本の各都市で「風の道」を利用した街づくりが提案されたり、皇居の広大な緑を冷熱源とした東京駅前周辺の再開発などのように、実際の街づくりに適用されつつあります。大阪においては、風の道だけでなく川筋の豊かな景観を都心に持ち込み、水都にふさわしいユニークな都市の魅力を作り出せないでしょうか?
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北浜1丁目の交差点から公会堂と府立図書館、そして日本銀行まで見えちゃうのですね(その背後には梅田の街が♪)。
新旧いろんな建物が混在しているのが中之島の魅力の一つでしょうが、それを一望できちゃうんですね。
川からの風も心地よさそう。