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芦屋をお散歩


>> より大きな地図で 2010/05/02 Walking を表示

ゴールデンウィークは今までの不安定な天候が嘘のように好天に恵まれています。5月の陽気に誘われて、妻と二人でぶらぶら芦屋を散歩してきました♪

阪急芦屋川駅を降りて最初に向かったのは滴翠美術館(旧山口吉郎兵衛邸)。設計は大阪ガスビルディング大阪倶楽部などを手がけたことで知られる安井武雄で、旧三和銀行の前身である山口銀行頭取であった山口吉郎兵衛の住宅の一部を改装したものです。

美術館は春・秋季のみ開館で、現在は4月1日(木)から6月27日(日)まで、春季展「茶碗に添えて~茶入と茶杓~」が開催されていますが、公開されているのは屋敷の一部分で、また、周囲を住宅に囲まれ、残念ながら外観を一望することができませんでした。

次に訪れたのはヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)です。灘五郷の造り酒屋、櫻正宗の8代目当主、山邑太左衛門の別邸としてアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが設計した住宅で、芦屋の街並みを一望できる丘の傾斜面に建っています。

日本に完全な形で現存する唯一のライトが設計した建築物だそうで、大正時代以降の建造物として初めて、かつ、鉄筋コンクリート造の建築物として初めて国の重要文化財に指定されました。現在は淀川製鋼所迎賓館(ヨドコウ迎賓館)として一般公開されています。

旧山口吉郎兵衛邸は1932年竣工、旧山邑家住宅は1924年竣工で、ともに阪神間モダニズムを象徴する洋館の大邸宅です。当時、日本最大の経済都市となった大阪と東洋最大の港湾都市へと発展した神戸の経済力や勢いを今に感じさせてくれます。

その後は芦屋川沿いをぶらぶら南下し、芦屋川トンネルを見に。天井川である芦屋川の下に掘られたトンネルを、JR東海道本線が駆け抜けていきます。1874年、大阪-神戸間に鉄道が開通した際、堤防の高い芦屋川に橋を架けると急勾配になりすぎて蒸気機関車が登れないため、川の下にトンネルを掘って通す事にしたとのこと。

普段電車に乗っている時は頭上を川が流れているとは思いもしませんが、川岸とトンネルの出入口付近を眺めていると、どうにも不思議な感覚になります。芦屋川トンネルを堪能(^^ゞした後はランチなど頂いて、帰りはJR芦屋駅から西宮へと戻りました。

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SeaGate: 2010.5.3 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

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