Google Earth:冥王星...のつもり
先日の国際天文学連合総会で、冥王星が惑星から矮惑星(dwarf planet)に格下げになりました。直径2,300kmというその大きさ(小ささ?)がアダになった面もあるようです。教科書などによく太陽と惑星を一列に並べて大きさの比較をしている図があったりしますが、冥王星は小さい点のように描かれているだけで、今ひとつその大きさ(小ささ?)って実感できません。
冥王星そのものをGoogle EarthにオーバーレイしたものはGoogle Earth HacksのPluto Overlayにありますが、これではスケール感はわかりません。で、この間の新東京タワーで味をしめ、Google SketchUpで直径2,300kmの球を作って日本の上空1,000kmあたりに浮かべてみました。Google Earthの上に置いてグリグリ廻してみると何となくその大きさ(小ささ?)が実感できるような気がします。例えば、冥王星はオーストラリア大陸の上にちょこんと乗せられそうな大きさ(小ささ?)だとか...(^^ゞ
私自身はこういうおバカなことが手軽に試せてしまうことが画期的なことだと思ってしまいます。このブログでやっていること自体は他愛もないことではありますが、シミュレーションって検討対象をモデル化することよりも、そのモデルが置かれた環境なり状況をモデル化することの方がよっぽど難しいので。
ところで、今回Google SketchUpで球にハッブル望遠鏡が観測した冥王星の画像(元画像はこんな感じ)をマッピングしようと試みたのですが、結果的にうまくいかず適当にお茶を濁さざるを得ませんでした。曲面にテクスチャを貼るのも結構手順が面倒ですが(単純な円柱とかなら簡単)、球となると思った通りにマッピングするのは今のところ絶望的な気分です。何かいい方法はないでしょうか?
>> Pluto (冥王星)
Wikipedia
>> 冥王星
Google Earh Hacks
>> World-wide overlays : Pluto Overlay
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