本日のお題と3Dモデルは、本日(24日)正午に開業(予定)の大阪市営地下鉄今里筋線です。今里筋線は、大阪市の東部の住宅街を南北に走り、大阪市中心部から放射状に延びる地下鉄線や私鉄線と連絡する距離11.9km、11駅の地下鉄線で、大阪市営地下鉄としては鶴見緑地線(現長堀鶴見緑地線)以来16年ぶりの新線となります。車両は長堀鶴見緑地線と同じくリニアモーター駆動方式のミニ地下鉄80系で、ラインカラーは柑子色(ゴールデンオレンジ)です。

今まであまり交通の便が良いとは言えなかった大阪市東部の交通網が整備されるのはそれなりに良いことだと思いますが、黒字転換は大阪市の予測でも約30年後の見通しとなっており、住宅街を走ると言うこともあってこれでもまだ見通しが甘いとの意見が出ています。大阪市の財政難もあって前途は極めて厳しいと言わざるを得ませんね。ただ、これと言ったイベントもなく、何となくひっそりと開業する今里筋線が不憫なので、せめて開業の日くらいはお祝いしてあげようかと今回の3Dモデル製作となりました。かなりディテールはいい加減ですが...地下鉄なのでGoogle Earthには配置していません。地下に置いても見えないですからね。(^^ゞ

ところで、ニューヨークでは南北の道路を「アヴェニュー」、東西の道路を「ストリート」と呼ぶそうですが、大阪では南北に走る道路は「筋」、東西に走る道路は「通り」と呼ばれることが多いです。(例えば「御堂筋」「今里筋」は南北道路、「中央大通り」「千日前通り」は東西道路) 今、私が住んでいる西宮でも南北の道路を「筋」と呼ぶ習慣があるようで、関西では道路に「筋」と付く地域がいくつかあるように思いますが、全国的にはどうなんでしょうか?

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