Powers of Ten
[ その他雑談 ]
某雑誌によるGoogle日本法人のプロダクトマネージャ、アンジェラ・リーさんへのインタビュー記事で、Google Earth開発の際に参考にした、インスパイアされた映画として、「Powers of Ten」があげられていました。「Powers of Ten」は1977年にチャールズ&レイ・イームズによって製作された9分ほどの短編教育映画で、「Powers of Ten」とは「10のべき乗」という意味だそうです。
左上のビデオがそれで、Google Videoにアップロードされています。最初は1メートル四方の画像から始まり、どんどんズームアウトして地球から宇宙へ10の24乗メートル四方まで遠ざかり、今度はどんどんズームインして最後は原始のレベルまで、10の-16乗メートル四方まで拡大して見せてくれます。
1977年当時にこのような映画が撮影されていることにも驚きますが、Google Earthによって家庭にあるごく普通のパソコンでこれとよく似た体験をすることができるようになったということにも改めて驚かされます。ものごとをミクロの視点、マクロの視点、様々な視点で捉える重要性を感じさせます。
2007/1/13 追記
コメントで「よねさん」さんから「Powers of Ten」の冒頭のシーンの場所を教えていただきましたので、KMZファイルを作成しました。ありがとうございます。Blue Marbleオーバーレイを表示させてGoogle Earthでズームアウトしていくとまさしく映画のようになるかも...です。って話が逆ですね。(^^ゞ
「Powers of Ten」の最初のシーンの場所
>> PowersOfTen.kmz (1KB)
>> PowersOfTen.kmz (1KB)
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いつも、楽しく拝見しております。
Powers of Ten、いいですよね。
学生時代、向かいの校舎のコンクリートの壁に、16mmフィルムを投影したりした記憶があります。
Google Earth に初めて触れたときに頭に浮かんだのは、やはり、Powers of Ten でした。
ちなみに、最初のシーンはここみたいです。
41.8649810738,-87.6134522323
だいぶ、様子が違ってます。
「スケール」繋がりで、ニコンの UNIVERSCALE というのもいい感じですので、
覗いてみてください。
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/feelnikon/discovery/universcale/
では、今後もいろいろと参考にさせて頂きますね。
しかしさすが「10の100乗(無量大数)」の(ただしスペルミス)名前どおりの会社ですね。