Google SketchUp習作:踊る埴輪
[ SketchUp ]
今回の3Dモデルはいわゆる"踊る埴輪"です。Google 3Dギャラリーをさまよっていたら、埴輪の3Dモデルを作っておられる方がいました。で、埴輪で真っ先に思い浮かんだのがこの"踊る埴輪"でした。(他に大映の特撮映画"大魔神"とかNHKで放送していた"おーい!はに丸"ですかね。はにゃ!) ネタ切れで手当たり次第感が漂っていますね...(^^ゞ 作りたいものはいろいろあるんですが、年度末が近づいているせいか忙しく、手がけている時間がなかなかありません。
この埴輪は"踊る人々"または"踊る男女"と呼ばれていて、埼玉県江南町の野原古墳群から出土し、現在は東京国立博物館で所蔵・展示されています。踊りを踊る男女の姿のようにも見えますが、このようなポーズをとっている埴輪の多くが馬の埴輪とともに出土していることから、両方とも男性で、踊っているのではなく馬を曳いているポーズであるという説もあるそうです。
どんなに絵の下手な人でも一度見たらそれらしいスケッチを描けるのではないかと思うくらい、素朴で大胆にデフォルメされたその造形は、ヘタウマ感のある不思議な魅力を持っていますね。手作り感溢れる実物の写真などと見比べると、まるで工業製品のような味わいのない表情になってしまいましたが、見比べなければまぁこんな感じじゃないかと...(^^ゞ
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なんと守備範囲がひろいですねぇ(笑)。
しかし、なんだか不思議な感覚です。実は大阪城の時、私は広島城をArtRageで書いてましたし、住吉神社の時、私は出雲大社を作ってましたし、メーヴェの時、他のサイトで実際に飛ぶメーヴェの話ししてましたし、今回の埴輪の時、私は「日本宗教造形論」水尾比呂志著を読んでました。
第一章が「原始信仰の造形と意匠」で土偶と祭器、銅鐸、古墳と埴輪と読み終わって、ボツボツ仏教の造形に触れるところまで来てました。なんだかリズムが似てるのかもしれませんね(ご迷惑かも・・・)。