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1:25,000 デジタル標高地形図

下の記事で、「地べたで再発見!「東京」の凸凹地図」という本を買ったと書きましたが、家やビル、高速道路などに覆われて見通すことのできない東京の複雑な地形を、陰影段彩図や立体空中写真と3Dメガネを使って視覚的、立体的に把握することができ、たいへん面白いです。

これらの本は国土地理院の数値地図5mメッシュ(標高)データなどを元に作成されているのですが、国土地理院のホームページでは、東京や大阪、名古屋などの1:25,000 デジタル標高地形図(カラー印刷図)のサンプル画像などが公開されているので、Google Earth上にイメージオーバーレイしてみました。買うと高いですしね...(^^ゞ

上図は東京都区部全域のDEM、下図は新宿西部のDSMデータで、こうやって標高地形図をGoogle Earthにオーバーレイ表示してみると、航空写真を見ているだけではわからなかった台地や谷筋などの地形が浮き彫りになり、東京に存在する多数の坂道がどうして生じているのかがよくわかります。

Google Earthならいろいろな地図を重ね合わせて見ることも、地形をさまざまな方向から眺めまわすこともできます。上図は東京港から都心を眺めたところですが、徳川家康が江戸に入り、日比谷入り江を埋め立てる以前に海に突き出していた半島状の「江戸前島」の痕跡も見て取れます。

また、大阪(上図)や名古屋(下図)の地形と見比べてみるのも面白いです。江戸城(皇居)は武蔵野台地、大阪城は上町台地、名古屋城は名古屋台地と、それぞれ洪積台地の先端の地形を巧みに利用して築城されているのがわかります。家やビル、高速道路などもなく、原野が広がっていた時代には、このような地形の様子が地上からでも把握できたのでしょうね。

Windows Live SkyDrive
>> 25000DEM.kmz (1.43KB)

※ 国土地理院ホームページ掲載の航空レーザ測量によるデジタル標高地形図画像データ(図名等)、カラー陰影段彩図(図名等)を使用しています。

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SeaGate: 2008.12.29 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

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