PhotosynthとかDeep Zoomとか...
これまでにも何度か書いたMicrosoftのPhotosynthですが、以前は閲覧するのに専用のプラグインをインストールする必要がありました。しかし、Silverlightベースのビューアが用意され、WindowsだけでなくMacでも閲覧できるようになりました。さらに、PhotosynthがVirtual Earthに統合され、Photosynth画像を地図上のコンテンツとして閲覧できるようになったとか。
PhotosynthをVirtual Earthに取り込む必要があったのかどうかはよくわかりませんが、Photosynthは写真を自動的に3次元空間に配置して眺めることができるので、3Dモデルを作るよりはるかにお手軽です。Microsoftのサンプルにあるように、不動産や旅行代理店の営業ツールなどにも役立ちそうです。
また、PhotosynthがSilverlightベースになったのもありがたいです。インストールするプラグインは少ない方がいいですもんね。(Flashベースならなお良い? (^^ゞ) Silverlightの普及率は24%で、ライバルのFlashの98%には遠く及ばないものの、Silverlightもいよいよ普及期に入ったのでは? と思わされます。
Virtual EarthのライバルのGoogleマップ/Google Earthは、ストリートビューに日本独自のプライバシー対策を施してして再チャレンジするほか、パートナープログラムを設けてパノラマカメラを搭載した自転車「トライク」でお寺の境内や大学構内、遊園地など撮影して公開するとか。利用者からみると、3DモデルもPhotosynthもストリートビューもパノラマ写真も鳥瞰写真も何でもかんでも、みんな一緒くたに利用できたら言うことないんですけどね...(^^ゞ
Photosynthと言えば、これもまた以前書いたMicrosoftのDeep Zoomですが、Microsoft Live Labsの実験サイト「PhotoZoom」が「DeepZoomPix」(商標上の問題でもあったか?)としてリニューアルし、機能もいろいろと向上しています。PhotosynthもDeep Zoomも、これまでのように静止画を眺めるだけより、写真の見かた、見せかたをおおきく拡大して楽しませてくれます。
マイクロソフトの開発者向けサイト「PROJECT UX」ではSilverlightのDeep Zoom機能を利用したプレゼントキャンペーンをやってます。ちょっと面白いDeep Zoomの使い方をしていますね。Silverlightで何かちょこちょこっと作ってみたくなってしまいました...(^^ゞ
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