Google Earth:通天閣(試作版)
大阪のシンボル「通天閣」が登録有形文化財に指定されされるそうです。下の大阪城天守閣もそうですが、市民や地元の商店主がお金を出し合って建設した形になっているところがみんなに永く愛される理由かもしれません。そういう建造物はホント少なくなってしまいました。
ちなみに通天閣の設計者は内藤多仲(ないとうたちゅう)+竹中工務店設計部で、内藤多仲と言えば東京タワー、名古屋テレビ塔、そしてこの通天閣のタワー3兄弟の設計者としても知られています。ちょうど今INAXギャラリー大阪で「タワー -内藤多仲と三塔物語- 展」を開催しているようなので、今度見に行こうかな。
左上の画像はGoogle SketchUpで作成し、Google Earth上に置いた通天閣の3Dモデルです。ずっと前からおおまかな形はできていて、Google 3Dギャラリーにあるエッフェル塔のように写真テクスチャーを貼るつもりでした。ところが、通天閣はビルや商店街に取り囲まれていてまともな写真が取れる場所が少なく、良い写真が手に入るまでお蔵入りにしていたのですが、登録有形文化財指定記念と言うことで(^^ゞ、急遽やっつけでGML Texturizerで写真テクスチャを貼り付けて公開してしまいました。かなり詰めが甘いですが試作ということで...できればいつかちゃんとしたものに作り直したいですね。
ところで通天閣の最上部、3Dモデルで白とオレンジに塗り分けている部分は、本物ではネオンサインになっていて、色の組み合わせによる天気予報になっています。大阪・ミナミで通天閣を見て育った私ですが、実は色の組み合わせを全然覚えていません。新聞やテレビを見たほうが早かったですしね。(^^ゞ ちなみにこの3Dモデルでは「晴れ時々曇り」または「晴れのち曇り」を表しています。
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