東京のお稲荷さん
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少し涼しくなってきたので、東京に来てからずっと気になっていた稲荷神社をボチボチ訪ね歩き始めました。日本全国には6万社を超える稲荷神社があり、屋敷神として企業のビルの屋上や工場の敷地内などに祀られているものまで入れると数えきれないほどになるとされています。稲荷神社の総本山である伏見稲荷大社が京都市にあるのに対し、東日本でより多く信仰されるようになっており、江戸時代には、江戸に多い物として「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬のくそ」とまで言われるようになったように、東京には多数の稲荷神社が存在します。
東京の稲荷神社に関しては、学術的にも趣味的にも様々な方が様々な研究が行ってこられています。ですから、改めて何かを研究しようって言うのではなく、東京のお稲荷さんをお参りしつつ訪ね歩くと、目や耳や鼻、足の裏から伝わってくる何かを通して見えてくるものがあるのではないかと思ったり。そんなゆる~い感じで訪ね歩けたらなあと思っています。そんなわけで、今は千代田区中心。
とは言え、東京にある稲荷神社は、都市化にともない路地裏やビルの壁面、ビルの屋上にひっそりと設けられているものも多く、各種資料を元に場所の当たりをつけても現地に行くとなかなか見つけられなかったりします。それで事前にGoogleストリートビューで稲荷神社の姿を見つけてGoogleマイマップに転記しておき、現地ではXperiaのGPSとGoogleマイマップを利用して探せば迷うこともなくなります。(^^ゞ Androidスマートフォンの真骨頂ですね~
お稲荷さんを訪ね始めたもう一つのきっかけは、アースダイバーマップbisの第1回マッピングテーマが「稲荷」だったこともあります。私自身は中沢新一先生の アースダイバー は読んだことない(読むと大きな影響を受けそうなので、躊躇しています…^^;)のですが、到底自分一人では調べきれないであろう多数の稲荷神社が、東京の複雑な地形からどのような影響を受けて分布しているのか興味深く思ったからです。個人的にも同様の取り組みはいろいろやってきたのですが、自分が今まで知らなかったお稲荷さんをCGM的に共有できるのも面白いかなあと… ^^;
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