赤い観覧車の憎いヤツ
すみません、無意味なタイトルで...昨日の予告通りHEP FIVEですが、かなり苦戦しました。妥協した部分も多いですが、やっぱりこの赤い観覧車がないと梅田らしく見えないですから。西梅田になかなか行けないのも、やっぱり西梅田も隣棟間隔が狭くてよく見えない部分が多く、出来栄えに十分満足出来ていないからかも知れません。(^^ゞ
ここのところワンパターン気味なので、恥ずかしながら制作過程を少し。以前書いたように、観覧車のフレームはGoogle SketchUpで作図したものを画像として書き出し、Photoshopで透過PNG画像化して円錐に貼り付け、それらしく見えるようにしています。
また、緩やかな曲面の壁は、手前に平面の看板を作図し、看板の大きさに合わせて作成したテクスチャ画像をまず看板に貼り付けます。次に画像が貼り付けられた看板を右クリックし、[Texture - Projected]を選択して[Materials]ウィンドウの[Sample Paint]ツールで看板のマテリアルを吸い取り、[Paint Bucket]ツールで吸い取ったマテリアルを曲面の壁に貼り付けます。
テクスチャを[Projected]モードにすれば、このようにテクスチャ画像を曲面などに平行投影して貼り付けることができます。ただし、あくまでも平行投影なので、ヨドバシカメラのように曲率の大きい曲面では周辺の歪みが大きくなってしまいます。その場合は曲面を構成する面ごとに地道にテクスチャを貼り付けるなどしています。
上の画像は3Dモデルに貼り付けているテクスチャ画像です。HEP FIVEは全景がまともに撮影できないので、いろんなアングルで撮影した写真の中から比較的まともに写っている部分を切り貼りし、Photoshopで一枚の画像に加工しています。JRの架線や街路樹、車や人などはひたすら地道に消し、不自然にならないよう影や目地などを書き足したりすることもあります。
>> HEP FIVE
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