Mitaka Plus
以前、3Dプラネタリウム Stellariumのことを書いた時、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U Project)が開発した天体シミュレーター"Mitaka"にも少し触れたのですが、"Mitaka"のソースコードをもとに機能拡張を行った"Mitaka Plus"が公開されたのでインストールしました。はい、この手のソフトはどうにも弱くて...触らずにはいられないのです。(^^ゞ 別段天文マニアというわけではないのですが、たまに見ると癒されます。
星座絵はStellariumの方が奇麗ですが、単なるプラネタリウムソフトと違って地球から太陽系、銀河系、宇宙全体にいたるまで、無段階にズームイン、ズームアウトする様は圧巻です。まさに宇宙版Google Earthといったところで、太陽系の惑星や衛星の画像もとても美しいです。後は、Google Earthと合体して建物レベルまで無段階にズームインできるれば最強なんですが。そうすればこれまた以前書いたPowers of Ten(ビデオが削除されたみたいです...)がパソコン上で実現できますね。
"Mitaka Plus"の地球、宇宙の画像がとても美しいので、以前Google SketchUpで作成した小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)と合成してみました。イオンエンジンやバッテリーの故障に見舞われながら、ようやく地球帰還に向けた本格巡航運転を開始したはやぶさですが、無事地球に帰還できるといいですね。(ちなみに、はやぶさが観測した小惑星イトカワの形状モデルデータがこちらで公開されています。)
追記: "Mitaka"はアナグリフ方式の立体視に対応しているので、いわゆる「赤青メガネ」で見ると宇宙を立体的に眺めることができます。マウスのホイールをグリグリッと回すと気分はワープ!です。(^^ゞ
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