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神保町 ONE PIECE カーニバル

 神保町 交差点

 巨大チョッパーがお出迎え(^^ゞ

 すずらん通り

2010年7月17日(土)から8月1日(日)まで、本の街 東京・神保町を尾田栄一郎のマンガ「ワンピース」がジャックするイベント「神保町 ONE PIECE カーニバル」が開催されているので、見に行って来ました。街のあちこちにワンピースの垂れ幕が掛けられ、神保町の交差点では巨大チョッパーがお出迎えしてくれます。(^^ゞ

 青空展覧会 ~COLOR WALK in 神保町~

 三省堂書店 神保町本店

DSC_0031 集英社ミュージアム

すずらん通りとさくら通りの路上や店舗、ビルの壁面などには、大小さまざまなワンピースの複製原画やポスターなどが展示され、街全体がちょっとした美術館のようです。また、神保町シアターではワンピース映画祭、三省堂書店 神保町本店ではワンピースグッズ販売、コミックを出版している集英社ミュージアムではワンピースイラスト展と盛りだくさん。

 ルフィが好きな骨ついた肉のやつ(^^ゞなど

 ワンピース肉まん

正直、私自身はあんまりワンピース知らないので(^^ゞ、もっぱらフードコートで美味いもの探し。フードコートでは、魚介類が入った「海賊焼きそば」や「ウソップコーン」、「ルフィが好きな骨ついた肉のやつ」や海賊マークの入った「ワンピース肉まん」など、作品に関係する名前を付けた食べ物がズラリ。

神保町では普段あまり見かけない親子連れや女子中高生、若い女性の姿も目立ち、なかなか華やかなイベントでした。青空展覧会やフードコートは土・日のみなので、7月31日(土)、8月1日(日)で終わりです。しかし、尾田栄一郎さんってホント絵がうまいしキャラクターが魅力的ですね。ワンピース知らないって言う人も、原画展は一見の価値ありです。

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SeaGate: 2010.7.25 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

平河町ミュージックス 第3回公演

7月9日(金) 19:00より、東京都千代田区平河町にあるインテリアショップ「ロゴバ」にて、「平河町ミュージックス」春季公演の第3回目となる、漆原啓子、片岡詩乃 「ヴァイオリンとハープ~華麗さとかそけさと」が開催されました。これまでも、第1回第2回の公演の模様を書いててきましたが、今回が春シリーズの最終回です。

当日は残念ながら激しい雨となり、2層吹き抜けのガラスに打ち付ける雨音が会場内に響き渡りましたが、長い冬を室内で快適に過ごせるよう様々な工夫が凝らされた北欧家具の椅子にゆったりと体を沈め、時には姿勢を変えながら聴く漆原さんのヴァイオリンと片岡さんのハープは、時に雨音を消し去るほど激しく、時に雨音との完璧なアンサンブルを奏でます。

また、通常のコンサートホールでは、演奏者が演奏をおこなう場所は決まっていますが、平河町ミュージックスでは、中2階から漆原さんが演奏するヴァイオリンの音が上から観客席にこぼれ落ちてきたり、観客席の後方から正面、会場の端から端まで漆原さんがヴァイオリンを弾きながら歩き、体の向きを変え、やがて観客席から離れ、帰っていきます。

つまり、会場のさまざまな方向から音が響いてくるのですが、ストラディバリウスをこんな風に聴いた経験のある方は少ないのではないでしょうか? とは言っても、決して奇をてらっているのでもなく、平河町ミュージックスの開催趣旨にある通り、音楽を聴くというのは、外部の音が一切遮断され、大して座り心地の良くない椅子に縛り付けられて、身じろぎもせずに音楽ホールで聴くものだけではないことに気付かされます。

春季公演はこれで終了ですが、10月からは以下の秋シリーズ全3回が始まります。すでにチケットの発売も始まっています。

2010年10月22日(金) 笹久保 伸 高橋悠治作品など~多種類の調弦によるギター音楽
2010年11月26日(金) 漆原啓子、瀬木理央 ヴァイオリンひとつとふたつ~点と線と
2010年12月10日(金) 戸島さや野 ヴァイオリン・ソロ モノクロームのなかに無数の色を

さて、秋季公演はどんな音楽を聴くことができるでしょうか? いつものようでない空間と、いつものようでない音楽を楽しむことができる、ちょっとユニークなコンサートシリーズ。お時間がありましたら是非おいでください♪

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SeaGate: 2010.7.11 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

都電荒川線

僕も以前参加した、日本橋川クルーズと北十間川から船で東京スカイツリー見学に朝から行ってこられたseemoさんと一緒に、初めて都電荒川線に乗ってきました。荒川区の三ノ輪から新宿区の早稲田駅まで、東京の下町をコトコト走る、全行程12.2km、約50分ほどのミニ鉄道旅行です。

今回都電荒川線に乗りに行ったのは、ともに路面電車である都電荒川線と大阪・阪堺電車が共同PRのため、お互いの車両のカラーリングを交換し、都電荒川線に昭和40年代の阪堺電車の旧塗装色を施した車両が走るため、それを見に行きたかったからでもありました。つまりチンチン電車つながり...(^^ゞ

長らく大阪市南部に住んでいて、高校への通学にも利用していたので、阪堺電車には思い出がいっぱいあり、思い余ってチンチン電車の3Dモデルを作っているほどですが、都電荒川線は初体験。三ノ輪の駅前はちょっぴり我孫子道っぽくていい雰囲気。専用軌道を走っているときの街や電停の様子はまるで松虫や東天下茶屋、道路に出たときは阿倍野か住吉のようです。

都電荒川線の車両は阪堺電車よりスリムで小ぢんまりとしていて、まるで遊園地の乗り物のようなのですが、乗ってみて納得、阪堺電車に比べてアップダウンが激しく、家と家、道路や高架橋の狭いスキ間をクネクネとローラーコースターのように走ります。そのため、意外なほどいろんな街の表情を見せてくれるので、楽しくて仕方ありませんでした♪

それから感心したのは、車内でPASMOやSUICAが使えること、東京メトロはホームを乗客が走ってても待ってはくれませんが、都電は皆が乗り終わるまで待ってくれること、そして、線路脇で小さな子供たちが都電に向かって手を振ると、運転手さんも必ず手を振り返していたことです。特に最後のは阪堺電車でも見たことがない微笑ましい光景で、地域に密着し、都民の足として愛されてるんだなぁ...と思いました。

実を言うと阪堺電車カラーの都電車両とは1回すれ違っただけで、しかもすれ違うスピードが速く、うまく写真が撮れませんでした。(^^ゞ しかし、もうそんなことはどうでもよくて、160円でとても楽しい体験をしたという満足感が残りました。

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SeaGate: 2010.7.2 | コメント (1) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

平河町ミュージックス 第2回公演

前回の記事で書いたように、6月18日(金) 19:00より、東京都千代田区平河町にあるインテリアショップ「ロゴバ」にて、「平河町ミュージックス」春季公演の第2回目となる、草刈麻紀 「萩 京子 VS 木々のさざめき」が開催されました。

草刈麻紀さんのクラリネット、森枝繭子さんのオーボエ、大澤昌生さんのファゴットの柔らかで温かみのある木管楽器の響きと、オペラシアターこんにゃく座の歌役者、彦坂仁美さんと佐藤久司さんの美しい歌声と演技が、時に穏やかで、時にユーモラスな楽しい演奏会となりました。

吹き抜けに浮かんだ中二階まで演奏や歌劇の演出に利用され、決して広くはない会場のあちこちから歌や音楽が聞こえてきて幾重にも重なります。演奏会当日はあいにくの雨でしたが、大きなガラスのカーテンウォール越しに聞こえる雨音さえ、今回のコンサートのための特別な演出のよう...は、言いすぎですかね。(^^ゞ

春季シリーズはあと1回、7月9日(金) 19:00より、ヴァイオリンの漆原啓子さんとハープの片岡詩乃による「ヴァイオリンとハープ~華麗さとかそけさ」が開催されます。ヴァイオリンとハープという組みあわせで、どんな音楽が出てくるか、とても楽しみですね。また、当日は秋季公演(10月~12月)の公演予定も発表されます。

演奏終了後のワインや演奏者の方との歓談も上々、コンサートホールとは違う違う独特な空間の中で、演奏家が本当は弾きたいが普段なかなか弾く機会がない音楽を聴くことができる、ユニークなコンサートシリーズ。お時間がありましたら是非おいでください♪

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SeaGate: 2010.6.28 | コメント (2) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

山王祭 七ヶ町連合渡御

 日枝神社 山王男坂

 日枝神社 茅の輪くぐり

6月7日から6月17日まで山王祭が行われていて、今年は特に2年に一度の例大祭にあたり、神行祭やさまざまな行事が行われていたのですが、なかなか見に行くことができなかったので、先週末は赤坂の日枝神社にお参りに行ってきました。

日枝神社は山王さんとも呼ばれ、かつては江戸城総鎮守、徳川将軍家の産土神様として、現在は皇居の守護、東都の祈願所として篤い崇敬を受けています。江戸城の南西、山王台と呼ばれる高台の上に鎮座し、この地は江戸城から見て裏鬼門に位置しています。

 山車人形「御幣をかつぐ猿」

 諌鼓鶏山車

また、山王祭は、江戸城内に入御した御神輿を、三代将軍家光公以来、歴代の将軍が上覧拝礼する天下祭として盛大をきわめ、江戸三大祭の筆頭として、さらに京都の祇園・大阪の天満まつりと共に、日本三大祭に数えられることもあります。

 平河一丁目

 平河二丁目

 麹町一丁目

 麹町二丁目

 麹町三丁目

お参りの帰りに、ちょうど七ヶ町連合渡御に遭遇。日枝神社の氏子町会である平河町一・二丁目、隼町、麹町一・二・三丁目、一番町の山車や大神輿が街中を練り歩き、うちの会社の1階に飾られていた平河一丁目町会の大神輿も登場しました。

江戸時代の絵巻などを見ると壮大なお祭りだったようで、最盛期には神輿3基、山車60台という大行列だったようです。その当時とは大きく変わってしまい、氏子町会にも住人が少なくなってしまいましたが、地元の商店主も加わって、地域イベントとして年々盛り上がってきているようで、今後も楽しみです。

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SeaGate: 2010.6.20 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

日本橋クルーズと東京スカイツリー見学 (その2)

 横十間川

 墨田区漕艇庫

前回同様、普段、何気なく通っている橋を船に乗ってくぐるのも面白かったのですが、川の途中には水門や閘門、防災船着場や漕艇庫など、普段目にすることのないさまざまな施設があり、街を歩いていると川が流れていることさえ気付かないことさえあるのに、視点を変えて川から街を眺めてみると、これほど豊かな風景が広がっているのかと目を奪われました。

 日本橋水門

 亀島川水門

 小名木川水門

中でも興味をひかれたのは水門や閘門で、今回のクルーズでは日本橋水門、亀島川水門、新小名木川水門と扇橋閘門をくぐっています。閘門とは水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置で、扇橋閘門では、感潮河川(海面の潮位変動により水位変動する川)である隅田川から内水低下河川(洪水の恐れのある地域で水位を低下させておく側の河川)を船舶が通過する際、水位差を乗り越えるようになっています。

 前扉

 閘室

 後扉

特に今回は大潮で、扇橋閘門挟んだ小名木川の両側では2m以上の水位差があり、船に乗ったまま2m以上、上下しています。このように、洪水時の水の浸入を防ぐ水門などと合わせ、低地である墨田区や江東区を水害から守られているおかげで、横十間川は堤防も低く、歩道から水面までの距離が近くてなかなか良い親水空間になっています。

 十間橋・東京スカイツリー

 十間橋・東京スカイツリー

さて、今回のクルーズの大きな目的の一つであった東京スカイツリーです。北十間川に架かる十間橋からは、川面にスカイツリーが反対に映り、今や逆さスカイツリーの見られる場所として観光地化しています。正直、途中の珍しい景色や施設にすっかり興奮し、二の次といった感じになってしまったのですが、(^^ゞ それでも、横十間川を曲がって北十間川に出た瞬間に現れた東京スカイツリーはとても美しいものでした。

川面から東京スカイツリーを見る機会はそうそうないでしょうし、建設中の398mの高さの東京スカイツリーが見られるのはこの日だけなので、そう思うと感慨深いものがありました。

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SeaGate: 2010.6.17 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

日本橋クルーズと東京スカイツリー見学 (その1)


>> より大きな地図で 日本橋クルーズと東京スカイツリー を表示

先日、都市楽師プロジェクト主催の「日本橋 名橋たちの音を聴く ~川面からカンツォーネと都市の音環境を味わう舟旅~」に行って日本橋川を下り、日本橋や常磐橋などの名橋をくぐったり、川面からカンツォーネと都市の音環境を味わってきたばかりですが、今度は中央水の都フォーラム主催の「日本橋クルーズと東京スカイツリー見学」に行ってきました。

 常盤橋防災船着場

 日本橋

 南高橋

 佃島

 清洲橋・東京スカイツリー

 大横川・東京スカイツリー

出発は前回と同じ常盤橋の防災船着場で、江戸橋までは同じコースをクルージング。今回は、その後、日本橋川を下って亀島川-隅田川-小名木川-横十間川-北十間川をクルーズし、十間橋の下、川面からから建設中の東京スカイツリーを見学、帰りはほぼ同じコースで、亀島川は通らずに隅田川から直接日本橋川をさかのぼりました。

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SeaGate: 2010.6.16 | コメント (0) | トラックバック (1) | リンク (0) | ▲TOP

日本橋 名橋たちの音を聴く (その2)

 常磐橋

前回の記事の続き。いよいと常盤橋の防災船着場から船に乗り、常磐橋、常盤橋、一石橋、西河岸橋、日本橋、江戸橋の間を、カンツォーネを聴きながらゆったりとクルージングです。まずは1877年架橋の常磐橋をくぐります。常磐橋は都内最古の洋式石橋で、120年余の歴史を感じさせるなかなか味わいのある名橋ですが、高速道路に蓋をされ、また、橋自体の傷みもかなりひどいのが残念です。

 一石橋

 西河岸橋

 日本橋

いよいよ日本橋をくぐります。1911年架橋の重厚感溢れる石造アーチ橋で、国の重要文化財にも指定されています。橋の上には日本国道路元標が設置されており、橋を渡ることはあっても川から見るのは初めてです。橋の欄干などには第2次世界大戦時の焼夷弾の痕跡が残されていると言われていますが、橋の裏の石にも結構、傷んでいる部分があります。これも焼夷弾の痕跡でしょうか?

 野村證券本社(旧日本橋野村ビル)

 三菱倉庫本社(旧江戸橋倉庫)

 日証館

橋だけでなく、川面から見るこれらの近代建築もそれぞれ味わいがあります。特に三菱倉庫本社は、日本橋川の水運が盛んだったころの様子を今に伝えています。江戸時代には日本橋川の川岸には多数の河岸(かし)があり、以前書いた熈代勝覧の絵巻では、文化2年(1805年)頃の日本橋界隈の魚河岸の活況、もう滅茶苦茶な人混みで賑わっている様子が伺えます。

 江戸橋

最後は江戸橋。70分ほどのクルージングでしたが、あっという間に終わってしまいました。本来は都市の音環境を船に乗りながら体感するという企画だったのですが、聴覚より視覚の方が忙しくて...あと、3回くらい同じコースを回ったら、音を聴く余裕ができるかも。(^^ゞ 機会があればまた船で巡ってみたいですね。

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SeaGate: 2010.6.6 | コメント (1) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

日本橋 名橋たちの音を聴く (その1)


>> より大きな地図で 2010/05/30 Cruising を表示

都市楽師プロジェクト主催、open! architecture実行委員会、UIA2011東京大会日本組織委員会共催の「日本橋 名橋たちの音を聴く ~川面からカンツォーネと都市の音環境を味わう舟旅~」に行ってきました。日本橋川を下り、日本橋や常磐橋などの名橋をくぐったり、川面からカンツォーネと都市の音環境を味わうちょっと不思議な舟旅です。

集合場所は常盤橋防災船着場だったので、家の近くの雉子橋から常盤橋まで、日本橋川に架かる橋をまずは歩いて陸上から眺めることにしました。しかし、日本橋川沿いにはビルが張り付いていて道路がないことが多く、せっかく川があってもその存在を感じられず、橋を見るのも一苦労...

 雉子橋

 一ツ橋

 錦橋

 神田橋

 鎌倉橋

 新常盤橋

 常磐橋

 常盤橋と防災船着場

いつものように、自家製のXmap (Googleマイマップ用写真マッピングツール)にて、XperiaMy TracksのGPSログと写真を重ね合わせてGoogleマイマップを作製しました。日本橋川は首都高速で蓋をされ、上空がほとんど見えないせいかいつもより派手にGPSログがあちこちさまよってしまったようです(^^ゞ

常盤橋の防災船着場から船に乗り、常磐橋、常盤橋、一石橋、西河岸橋、日本橋、江戸橋の間を、カンツォーネを聴きながらゆったりとクルージング♪ その様子は次回の記事にて...

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SeaGate: 2010.6.5 | コメント (2) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP

平河町ミュージックス 第1回公演

先日、私が運営に関わっている「平河町ミュージックス」春季公演 第1回 沢井一恵 「アジアの絃~5つの類」が開催されました。今回のプログラムは正倉院御物の琴の復元楽器から野太い低音の十七絃箏まで、5種類の楽器により構成されていて、通常のコンサートホールでは演奏されない、まさにこのコンサートシリーズでしか聴けない演奏ばかりでした。

北欧の家具と中近東のキリム、そして、数日前からは山王祭の平河一丁目町会の大神輿が飾れらているという、通常のコンサートホールとはまるで違う空間のなかに、いつもはサンプルとして置かれている高価な北欧の椅子やキリムが座布団のように観客席としてランダムに並べられ、その空間のあちこちに配置された5種類の楽器を沢井先生が移動しながら演奏が進められていきました。

圧巻は最後の十七絃箏による「華になる」で、それまでの復元楽器などによる静かな響きとはうって変わり、最後を飾るにふさわしくダイナミックで華麗な演奏。音楽に関してはまったくの素人で、箏というとお正月の「春の海」くらいしか思い浮かばないのですが、箏ってこんな演奏のできる素晴らしい楽器だったのだと、なぜか涙がこぼれてしまいました。

春季シリーズはあと2回、下記の公演が予定されています。また、秋季シリーズの予定もも間もなく正式に発表できると思いますが、コンサートホールとは違う独特な空間の中で、演奏家が本当は弾きたいが普段なかなか弾く機会がない音楽を聴くことができる、ユニークなコンサートシリーズです。お時間がありましたら是非おいでください♪

第2回 2010年06月18日(金) 19:00 草刈麻紀(クラリネット)
第3回 2010年07月09日(金) 19:00 漆原啓子(ヴァイオリン)、片岡詩乃(ハープ)

ちなみに、「箏(そう)」は、弦楽器のツィター属に分類される日本の伝統楽器で、一般に「こと」と呼ばれ「琴」の字を当てられるが、正しくは「箏」であり「琴(きん)」は本来別の楽器とのこと。

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SeaGate: 2010.5.30 | コメント (0) | トラックバック (0) | リンク (0) | ▲TOP
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